本記事ではこのような疑問を解決します。
本記事の内容
- まとめサイトのジャンル選びに失敗する理由
- まとめサイトのおすすめジャンルとは?
- まとめサイトで稼ぐためのジャンル選び
- まとめサイトのジャンル選びに失敗しない為の手順
こんばんは、Tackeyです。
本日は「【必見】まとめサイトのジャンル選びに失敗する理由5つ」というテーマで解説をしていきます。
僕は2020年の春にまとめサイトの運営を始めまして、約1年経った今では月に12万円の収益を発生するようになりました。
そんな僕の結論として、まとめサイト運営で最も大切なのは「ジャンル選び」であると断言できます。
ジャンルの選び方一つで稼げる金額は変わってきますし、継続のしやすさにも影響がありますので、まとめサイト運営で稼ぎたいと思っている方は最も注意しなければいけません。
本記事では初心者にありがちなジャンル選びの失敗例、さらに失敗しない為のジャンル選びの手順など。あなたが最短で稼げるようになる為のポイントを解説していきます。
»【WordPress】2chまとめサイトの作り方を解説【初心者】
目次
まとめサイトのジャンル選びに失敗する理由5つ
さて、まずは「ジャンル選びに失敗する理由」を解説していきます。
まとめサイト運営って成功する為の方法は星の数ほどありまして、正直解説しきれません。
その一方でジャンル選びに失敗する理由は非常に単純で、以下の通りです。
- 需要がない
- 情報源が弱い
- 競合が強すぎる
- 過激なジャンル
- 知識や経験が無い
一つずつ解説していきますね。
1.需要がない
まず一つ目は需要のないジャンルで挑戦してしまうことです。
まとめサイト運営で稼ぐために最も重視しなければいけない数字は「アクセス数」です。
まとめサイト運営は「クリック型広告」が収益化の柱となってきます。
クリック型広告は1クリック辺りの単価が少ないので、多くのアクセスを獲得してクリック数を増やす事が必要です。
アクセス数を稼ぐには、対象ジャンルに多くの需要がなければいけません。
後述しますが、運営をする前に必ず市場調査を行うこと。市場規模の小さいジャンルで運営を始めると、稼ぐのは結構大変になってきます。
2.情報源が弱い
まとめサイト運営は、他者の発言や意見を切り抜いて一つのコンテンツにしています。
掲示板「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)」やTwitterなどを情報源にしているまとめサイトが多いですね。
ここで肝心なのが、情報源の強さです。盛況具合とでも言いますか、要するに全く盛り上がっていないジャンルだとまとめようがありません。
理想は、ネタが多すぎてまとめきれないレベルに盛り上がっていると良いですね。
ジャンル選定をする際は必ず情報源の調査も忘れずに。あまりにも弱そうなら、撤退しましょう。
3.競合が強すぎる
初心者が陥りがちな要素No.1「競合が強すぎる」ですね。
結論として、大手まとめサイトには勝てません。絶対に勝てないので、真正面から戦うのはやめて下さい。
何を隠そう、僕も一番最初にテストで運営を始めたまとめサイトはニュース系のまとめサイトでした。
一切競合調査をしていなかったので、もちろん埋もれました。アクセスはほぼゼロでしたね。
大手のまとめサイトが多数存在しているような定番ジャンルは基本的に手を出してはいけません。
まとめサイト運営に限らず、ビジネスは競合の少ないジャンルを攻める"ブルーオーシャン戦略"が基本です。
競合の多い"レッドオーシャン"に参入してしまうと、消耗するばかりで稼ぐ事はできません。
ニュース系や面白い話などの定番ジャンルはアクセスが多く獲れ、非常に稼ぎやすいジャンルです。
しかし、稼げるジャンルには当然多くの競合がいます。初心者はついつい似たジャンルで挑戦しがちですが、割と時間の無駄なのでやめましょう。
今の時代、まとめサイト運営で稼ぎたいのなら隙間のジャンルで攻めるのが最短です。そんなジャンルでも、月に5万円~10万円程度はすぐ稼げるようになりますよ。
4.過激なジャンル
続きまして「過激なジャンル」を選んでいるというケース。
過激なジャンルってアクセスを稼ぎやすいのでついつい手を出してしまいがちですが、基本NGです。
先ほど、まとめサイト運営では「クリック型広告」を用いて収益化するという話をしましたが、そのクリック型広告の中で最も収益額が大きいのがGoogle社の提供する「Google Adsense」という広告です。
Google Adsense
「Google Adsense」とは、自分の運営するWebサイトに掲載するだけでサイトの読者に対して最適な広告が表示されるというクリック型広告です。
その名の通りクリックされるだけで収益が発生する仕組みとなっており、収益化までのハードルが非常に低いのが特徴。
Google Adsenseは1クリック辺りの単価が平均30円前後で、クリック率も平均1%ほど見込めます。
これは他社のクリック型広告に比べて圧倒的でして、クリック型広告は正直Google Adsense一択かなという感じです。
しかし、Google Adsenseの注意点として「規約が厳しい」という点が挙げられます。
禁止カテゴリー
- アダルトコンテンツ
- 誹謗中傷や暴力的・過激的な事
- 薬物やアルコール・タバコ・ギャンブル
- ハッキング・クラッキング関係
- 武器および兵器関連
- その他の違法行為など
↑このような感じで、過激なジャンルは基本的に禁止カテゴリーとして分類されています。
なので、まずは審査に通りにくいであろうことと、合格後も剥奪される可能性があること。
以上の理由から「Google Adsense」の利用はほぼ絶望的です。しかし他社のクリック型広告だとクリック単価がガッツリ落ちるので、数倍のアクセスが必要です。
初心者の場合は健全なジャンルで「Google Adsense」を利用すること。これが最も安全で、稼ぎやすいルートで間違いありません。
5.知識が経験がない
まとめサイトとはいえ、一切知識や経験がないというジャンルはなかなか難しいです。
知識や経験、興味のないジャンルは記事の品質を保てません。あなたのサイトに訪問するのはそのジャンルを"好きな人"になりますので、低クオリティの記事だとユーザーが定着しませんよね。
今はまとめサイトも含めて"Content is King"の時代です。
「量」より「質」を求められる時代になりました。ですので、なるべく自分の知識や経験、興味のあるジャンルで始めると良いでしょう。
まとめサイト運営は継続することも大切なので、好きなジャンルで始めるのがおすすめです。興味のないジャンルだと、まとめるだけでも結構苦痛だったりしますので。
【注意】まとめサイトで99%失敗するジャンル4つ
ここまで「ジャンル選びに失敗する理由」をいくつか紹介してきました。
失敗する方の多くが上記理由のいずれかに該当していますので、運営を始める前によくチェックしておきたいポイントですね。
この項目では、上記理由を鑑みて"99%失敗する"であろうジャンルを紹介します。具体的には以下の通りです。
- ニュース系
- 家庭用ゲーム
- 芸能トレンド
- ノージャンル
詳しく解説していきますね。
1.ニュース系
ニュース系のまとめサイトとは、最近発生した珍しい出来事や新しい情報などをユーザーの反応と共にまとめたサイトのことです。
取り扱えるジャンルも多く、ユーザー数もほぼ無限大。まさに夢のようなジャンルでありますが、当然ながら超レッドオーシャンですね。
これらのジャンルは大手のまとめサイトがいくつか存在している上に、それに追随している中堅サイトも星の数ほどあります。
今から死ぬほど頑張っても、その中堅サイトにすら追いつけるかどうか…というレベルです。正直、コスパは最悪ですね。
2.家庭用ゲーム
家庭用ゲームのまとめサイトとは、Play StationやNintendo Switchなどの家庭用ゲームに関する情報をまとめているサイトです。
まず、家庭用ゲーム全体を対象にした家庭用ゲーム総合サイトはニュース系サイトと同じ理由で既にレッドオーシャン化しています。
であれば、ジャンルを一つ深堀りして一定のジャンルに絞るというのが効果的ですが、こちらは情報源の弱さが目立ちます。
家庭用ゲームって頻繁にアップデートなどが行われる訳ではないので、語れることって割とすぐ尽きるんですよね。
要するに、まとめられるネタが少ないという状態に陥ります。これはまとめサイト運営において非常に致命的なポイントでして、特に初心者は必ず避けておくべきです。
とはいえ、ジャンルを一つ広くすると競合が一気に増えるという難しいジャンルです。
家庭用ゲームは若年層に対して大変需要のあるジャンルですが、やはり競合も強いですね。
3.芸能トレンド
ニュース系のまとめサイトから一つジャンルを絞ったのが「芸能トレンド」ですね。
- ○○が結婚!!
- ○○が不祥事を起こした
- 俳優○○がドラマの主役に抜擢!
- モデルの○○さんが爆弾発言…
↑こんな感じのまとめサイトですね。
内容としてはその名の通り芸能(芸能人)+ トレンド(流行、趨勢)に絞ったものになりますが、やはり人間というものは他人の噂話が大好物でございまして、かなり需要のあるジャンルです。
しかし、アクセス数こそ期待できるもののやはり競合が多いです。ジャンル的に特別な知識も不要ですし、誰でも始めやすいのが一番の理由ですね。
こういうジャンルで勝つためには作業量での勝負になります。初心者には少し荷が重いので、回避推奨です。
4.ノージャンル
最後はノージャンル。無敵のジャンルですね。
一つのジャンルには絞らず、リアルタイムで需要のあるネタをまとめていくようなスタイルとなります。
ノージャンルのメリットはやはりネタに困らないということ。しかもひたすらにトレンドを追う形になりますので、需要も常にあります。
前述したニュース系や芸能系には限定せず、例えばTwitterでバズっているものを紹介したりとか何でもありな感じです。
その特徴から運営のしやすさは抜群ですが、放っておいても固定ユーザーがつかず認知度を高める為の施策が必要不可欠です。
しかも、大手まとめサイトを相手にするような形になるので結構大変ですね。作業量はもちろん、オリジナリティも追加して先発組と差別化する意識が大切です。
となると、あまりおすすめできませんね。ここまでのジャンル全てがそうですが、基本的に大手との競合は避けるべきです。"ブルーオーシャン戦略"を忘れずに隙間のジャンルを狙っていきましょう。
まとめサイトのおすすめジャンルとは?
結論として、おすすめのジャンルはいくらでもあります。
でも、残念ながらその答えを今ここで述べる事はできません。
理由は単純明快で、すぐ稼げなくなっちゃうからです。一対一のアドバイスならまだしも、不特定多数が読むブログの記事で具体的なジャンルを述べることはユーザーファーストではありません。
先ほどから申し上げている通り、競合サイトの少ないジャンルを選ぶことが成功への近道です。
僕が今この場で具体的なジャンル名を述べる事は簡単ですが、それを10人が真似しちゃったらすぐにレッドオーシャン化しちゃうんですよね。
当サイトは「初心者でもまとめサイト運営で収入を得る方法」というテーマでノウハウを公開しています。
ここでジャンル名を述べるのはそのテーマに反する行為で、初心者だとすぐ稼げなくなるのが目に見えています。
という事で、今回はおすすめできるジャンルの特徴を紹介。
- 競合サイトが弱い
- 一定の需要がある
- 自分の好きなもの
詳しく解説していきますね。
1.競合サイトが弱い
まず前提条件となるのが「競合サイトが弱いこと」です。
今まとめサイト運営を始めようとしているあなたは、間違いなく後発組になります。
結論として、後発組が先発組と同じことをしても稼げません。基本的に同じジャンルは避けるべきです。
競合調査をして、大手のまとめサイトが存在しているジャンルは撤退すること。
競合が居なければベストですが、居ても弱そうなサイトだったら勝負をしかけてもいいでしょう。
「競合がいない」事にこだわる理由はありません。最初はいなくても、後から増えてきたりはするものなので。
2.一定の需要がある
一番の競合調査を終えた上で確かめたいのが、市場規模ですね。
一定の需要がなければアクセスが獲れず、なかなか稼げるようにはなりません。
大規模なジャンルである必要はありませんが、それなりに規模のあるジャンルを狙っていきましょう。
例
- ニュース系まとめサイト
→規模はあるが、競合が強すぎる - けん玉まとめサイト
→競合がいないが、規模が小さすぎる
上記のように、どちらに偏ってもいけません。
「このジャンル、それなりに規模はあるのに競合サイトがいないぞ…?」
このようなジャンルを見つけたとき、それはもしかするとめちゃくちゃ美味しいジャンルになるかもしれませんよ。
(詳しい競合調査のやり方については後述します。)
3.自分の好きなもの
個人的に推しているのが「自分の好きなもの」であるという点。
今後のまとめサイトは"質"を重視する時代になっていくと予想していまして、2chのレスを適当にまとめただけのサイトは駆逐されていくものと思っています。
その際、やはり大切なのが自分の好きなものであるというポイント。好きなものならまとめる内容の精査も可能ですし、注記や解説も細かく挿入できますので独自性に繋がります。
まとめるとこんな感じになります。
- 競合が弱い
- 需要がある
- 自分の好きなもの
僕が今おすすめするジャンルは、この三つを満たしているものですね。
どれか一つでも欠けると苦労します。競合が強いと大変だし、需要がないと稼げないし、好きなものじゃないと継続できません。
次の項目では、ジャンル選定の手順をさらに詳しく解説していきます。
まとめサイトのジャンル選びに失敗しない為の手順
「おすすめジャンル」でも解説した通り、まとめサイトのジャンル選びに必要なのは下記三点。
- 競合サイトが弱いこと
- 一定の需要があること
- 自分の好きなものであること
これらの条件を踏まえた上でジャンル選びをする際は、以下のような手順を踏んで進めていきます。
- 自分の好きなジャンル(大)を羅列
- ジャンル(大)を細分化し、ジャンル(中)を羅列
- ジャンル(中)の競合調査&市場調査を行う
詳しく解説していきますね。
手順1:自分の好きなジャンル(大)を羅列
まず一番最初に、自分の好きなジャンルを洗い出す事から始めていきます。
これは先ほど解説したように、好きなジャンルで始めることが成功への近道となるからですね。
僕の場合は、こんな感じになりました。
- 漫画
- ゲーム
- カラオケ
- 野球
- サッカー
- 副業
- 食事
- 筋トレ
これに加えて、知識や経験に自信のあるジャンルを足すのもいいですね。
ある程度洗い出せたら手順2に進みます。
手順2:ジャンル(大)を細分化し、ジャンル(中)を羅列
次に手順1で羅列したジャンルを細分化していきます。
先ほど紹介した僕の例を細分化するとこんな感じに。
- 漫画
→ 少年漫画、少女漫画 - ゲーム
→ 家庭用ゲーム、スマホゲーム - カラオケ
→ ボイストレーニング、カラオケアプリ/配信関係 - 野球
→ プロ野球、大学野球、草野球、野球ゲームなど - サッカー
→ プロサッカー、地域リーグ、サッカーゲームなど - 副業
→ ブログ、まとめサイト、アルバイト、就職転職 - 食事
→ 外食、料理、製菓など - トレーニング
→ ダイエット、筋トレ、健康
一つのジャンルにつき2~3個出せれば良しとしましょう。次に進みます。
手順3:ジャンル(中)の競合調査&市場調査を行う
手順2で洗い出したジャンル(中)を対象に競合調査と市場調査を始めます。
ちなみに今回はジャンル(中)から初めていきますが、やる気のある方はジャンル(大)から始めてもOKです。
また、ジャンル(中)で見つけられなかった場合はジャンル(小)まで掘り下げてみましょう。
あまり再分化しすぎると市場規模の問題が出てくるんですが、それでも需要のあるジャンルはいっぱいあるのでご心配なく。
僕のパターンを例に考えると、ゲームとか漫画は特定のタイトルでも勝負できます。2020年だと"原神"とか結構流行ったので、ありですよね。
プロ野球とかもそれぞれの球団ごとにまとめサイトがあったりしますので、最後まで諦めずに勝負できるジャンルを探しましょう。
まとめサイトのジャンル選びに失敗しない為の競合調査
ある程度ジャンルを洗い出せたら、競合調査を進めていきます。
競合調査の手順としては、以下の通り。
- 想定ジャンルでGoogle検索
- 競合サイトの分析(認知度)
- 競合サイトの分析(コンテンツ)
一つずつ解説していきますね。
手順1:想定ジャンルでGoogle検索
まずは、あなたが想定しているジャンルでGoogle検索をしてみましょう。
ここで、競合サイトが存在するかどうかの確認します。検索ワードは大体こんな感じで。
- 「○○ まとめ」
- 「○○ 速報」
- 「○○ 2ch」
まとめサイトは上位に上がりづらい仕様があるので、出来れば数ページ確認しておきましょう。
アンテナサイトも多く出てくると思うので、そちらに登録されているサイトも確認しておくといいですね。
ここで競合サイトが出てこなければ、競合ほぼ無しの判断でOKです。いくつかサイトが確認できましたら、手順2に進みます。
手順2:競合サイトの分析(認知度)
競合サイトの存在が確認できましたら、サイトの分析を始めていきます。
まずは、競合サイトの認知度から分析。どれだけのユーザーに認知されているサイトなのか。といった感じですね。
チェック項目は以下の通り。
- 検索順位
→ 検索順位の高いサイトは間違いなく流入数が多い - コメントの盛況度
→ コメント欄が賑わっているサイトは認知度が高い - サイトのデザイン
→ サイトのデザインが整っているサイトは定着率も高い - アクセス数
→「SimilarWeb」を使ってアクセス数を確認 - SNSでの認知度
→ アカウントの有無をチェック、フォロワー数なども確認 - アンテナサイトの質
→ 登録しているアンテナサイトの数や質をチェック
まとめサイトは検索上位を獲りづらいという仕様の中、検索順位の高いサイトは間違いなく強いと思って良いでしょう。
「○○ まとめ」というワードは検索ボリュームも大きく、かなりの検索流入があると予想されるため撤退が無難かもです。
また、コメント欄やSNSアカウントが盛り上がっているサイトもかなり強いですね。
コメント欄がある種交流の場になっていたり、SNSからの流入が多く発生したりとかなりのユーザー数を抱えているものと予測できます。
それに加えてサイトのデザインが仕上がっていると定着率も高いので、真正面から勝負するのは結構キツいはずです。
まとめサイトの集客は「検索・アンテナ・SNS」の三つが柱となります。
この三つ全てに隙がなければ、撤退推奨です。多分無理ですね。
このような感じで「競合サイトの認知度」を分析しておきましょう。
すでにユーザーの支持を多く集めているサイトがあったら、なるべく方向転換しましょうね。
競合サイトの分析(認知度)が終わったら、次は手順3へと進みます。
手順3:競合サイトの分析(コンテンツ)
次は、競合サイトのコンテンツを分析していきます。
- 更新頻度
→ 記事の更新頻度、1日の投稿数をチェック - 記事の独自性
→ オリジナリティがあるかどうか - まとめ記事以外のコンテンツ
→ ライティングスキルのある管理人かどうか
まずは、競合サイトの更新頻度に着目します。
基本、競合サイトに勝つためには最低限それと同等の作業量が必要です。
競合サイトが1時間に1本、1日に24本の記事を更新していたら追随しなければいけません。
さらに記事の内容もチェックします。
今は独自性のあるコンテンツの方が強いので、「レスのみをまとめているサイト」なら多少は勝ち目があるかもです。
逆に適切な部分で解説を入れていたり、管理者コメントなどを差し込んで少し手の込んでるサイトは結構強いと思います。
Googleの検索順位に反映されるのは結構時間がかかるので、今は大丈夫でもコンテンツが強いサイトだとその内上がってきたりします。
なので、認知度が低くてもあまりにクオリティの高いサイトに挑むのはやめておいた方がいいかもですね。
あとは、まとめ記事以外のコンテンツですね。
まとめサイトって自分で文章を書けない人が多かったりもしますが、普通にライティングスキルがある人もいますので…。
まとめ記事以外のコンテンツが豊富だと、SEOに強かったりSNS集客がし易かったりと手強い相手になってくると思います。
逆に更新頻度が低いとか、記事のクオリティが低いサイトだったりすると狙い目です。
しっかりと市場規模の調査も済ませて、問題なければいよいよ参入してみましょう!という感じですね。
まとめサイトのジャンル選びに失敗しない為の市場調査
競合調査と並行して進めておくべきなのが市場調査です。
まとめサイトにとって多くのアクセスを得ること=たくさん稼げることに通ずるので、大切なポイントですね。
市場規模の小さいジャンルを選んでしまうとアクセスが発生しづらく、結果的に稼ぎづらくなってしまいます。
そんな重要な市場調査は、以下のような手順で進めていきます。
- 対象ジャンルの規模を調査
- 顕在ユーザーの規模を調査
- 潜在ユーザーの規模を調査
一つずつ解説していきますね。
手順1:対象ジャンルの規模を調査
まずは、あなたが想定しているジャンルの規模を調査していきます。
- 規模は大きいか
- 安定しているか
- 人気度は高いか
まとめサイト運営で最も恐ろしいのが、取り扱っているジャンルそのものが衰退してしまうことですね。
そうなると需要そのものが無くなってしまい、収益がガクっと落ちてしまいます。最悪、撤退する事にも繋がります。
ですので、ジャンルそのものの規模や安定感に着目します。具体的に解説すると、以下のような感じですね。
- 規模は大きいか
・野球 → 規模が大きい
・カバディ → 規模が小さい - 安定感はあるか
・コーヒー → 安定している
・タピオカ → 廃る可能性も
このような感じでして、なるべく規模が大きく安定しているジャンルを取り扱いたいところ。
タピオカとか今は流行っていて良いんですけど、数年後わからないですよね。カバディも競合は絶対少ないんですけど、規模が小さすぎて需要なしです。
一方でコーヒーが日本から消えることってほとんどなくて、しばらくの間は安泰だと言えます。人気スポーツである野球も、規模が大きくて人気度が高いのでアクセスを獲りやすいですよね。
手順2:顕在ユーザーの規模を調査
次に顕在ユーザーの規模を調査していきます。
顕在ユーザーとは対象ジャンルに対して既に「関心がある人」のことを言います。
野球なら野球ファン、特定のゲームならそのゲームのプレイヤー、ダイエットならダイエット中の人とかですね。
顕在ユーザーの規模は以下のような方法で調査していきます。
- 2chのスレッド数
- 2chのレスの勢い
- Twitterアカウントの数
- Twitter専用タグの勢い
- 同ジャンルのYoutube動画
- その他掲示板等の盛況度
まずは情報源として最も活用する頻度が高い2chのスレッド数やレスの勢いをチェック。
スレッドは多ければ多いほど良いですし、レスの勢いは早ければ早いほどいいですね。
Twitterの場合は専用アカウントの数をチェックします。
Twitterは基本的に同じ趣味の人と繋がる事が多いので、趣味ごとにアカウントを使い分けるパターンが主流です。
例:筋トレ専用アカ、ゲーム専用アカ、サッカー専用アカ、勉強専用アカ
↑こんな感じです。こういうアカウントが多ければ多いほど、アクセスが見込めるので良いですね。
さらにYoutube動画やTwitter以外のSNS、Yahooのコメントなど。
自分が想定しているジャンルにどれだけの顕在ユーザーがいるのか必ずチェックしておきましょう。
顕在ユーザーは多ければ多いほど良いです。将来的に、自分のサイトの読者になってくれるかもしれませんからね。
手順3:潜在ユーザーの規模を調査
ちょっと似たような感じで続きますが、次は潜在ユーザーの規模を調査します。
潜在ユーザーとは対象ジャンルに対して「関心を持ってくれる可能性がある人」のことを言います。
- 顕在ユーザー
→ 数は少ないが既に関心があり、すぐに読者になってくれる可能性 - 潜在ユーザー
→ 数は多いが現在は関心がない。しかし関心を持ってくれる可能性がある
潜在ユーザーについて具体的な例を挙げるとこんな感じ。
- ボイトレまとめサイト
顕在:歌が上手くなりたい人
潜在:カラオケが好きな人 - サッカーゲームまとめサイト
顕在:そのゲームが好きな人
潜在:サッカーが好きな人 - 転職情報まとめサイト
顕在:転職をしたい人
潜在:会社に不満を持つ人
カラオケが好きな人は歌が上手くなりたいと考えるかもしれませんし、サッカーが好きな人がサッカーゲームに興味を持つ可能性は十分にあります。
優先するのは顕在ユーザーの調査で間違いありませんが、将来的に関心を持ってくれる可能性がある層の規模も何となく把握しておきましょう。
潜在ユーザーの層があまりにも薄いと、アクセス数の伸び方に影響があるかもです。こちらも、なるべく多いに越した事はないですね。
結論:まとめサイトで稼ぐためのジャンル選びとは
本記事の話を総合すると、まとめサイトで稼ぐためのジャンル選びに大切なのは以下の三点。
- アクセス数を稼げるか
- 収益化の手段が豊富か
- 運営を継続できるか
一つずつ解説していきます。
1.アクセス数を稼げるか
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結局、最終的な目標は「アクセス数を稼ぐこと」にあります。
まとめサイトの収益源はあくまでクリック型広告がメインになるので、とにかくアクセス数を稼ぐことを意識して下さい。
そんなとき、壁となるのが競合サイトの存在や市場規模の小ささです。本記事の内容を参考に、アクセスを稼ぎやすそうなジャンルを選んで下さいね。
【簡単】2chまとめサイトのアクセスを増やす方法!伸びない理由は?
2.収益化の手段が豊富か
続きを見る
どれだけアクセスを多く稼げても、収益化が出来ていなければ意味がありません。
まずはクリック型広告「Google Adsense」の審査に通ることを最初の目標にしましょう。
それに加えてアフィリエイトやAmazon楽天の物販を取り入れることで収益は更に伸ばせます。
物販一つにしてもジャンルによって商品の多い少ないがありますので、そこまで視野に入れてジャンル選びが出来たら完璧ですね。
【副業】2chまとめサイトでアフィリエイト収入を稼ぐ為の4STEP
3.運営を継続できるか
最後にすごく大切なことを言いますと、初心者がまとめサイトで稼ごうとしたとき、最も大きな壁が「継続すること」であります。
最初に1~2ヶ月は収益ゼロでもおかしくありません。それでも続けられる人が副業で収入を得られるようになっています。
僕も最初はほとんど稼げませんでしたし、時給で言うともう数円レベルのひどいものでした。でも、その時辞めずに続けていたから今があるんですよね。
僕はまだ月の収益が12万円程度なので、これから更に努力&継続を続けて数字を伸ばしていきたいと思っています。
なかなか大変なことも多いですが、スキルアップ出来ている箇所も多くあり、結構楽しいですよ。
まとめサイトのジャンル選びは最重要項目!
続きを見る
本日は「【必見】まとめサイトのジャンル選びに失敗する理由5つ」というテーマで解説をさせていただきました。
まとめサイト運営において、ジャンル選びは最重要項目であると言えるでしょう。
稼ぎたい方は最も力を入れるべきポイントです。本記事を参考にジャンル選びを進めて下さいね。
まだサイトを作っていないという方は「【WordPress】2chまとめサイトの作り方を解説【初心者】」こちらの記事もご覧下さい。
初心者にとってまとめサイト運営で一番最初の難関は「サイトを作ること」ですが、こちらの記事では初心者にもわかりやすくサイトの作り方を解説しています。
当サイトの記事が皆様のお役に立てれば、大変幸いでございます。それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
【WordPress】2chまとめサイトの作り方を解説【初心者】